生え際が後退してしまう【M字ハゲ】に効果的な対策と育毛剤の使い方とは

生え際が後退がして行くタイプの薄毛、いわゆる「M字ハゲ」の悩みを持つ方は少なくありません。

しかし、その対策方法となると「何をすればよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、家でもできる「M字ハゲ」に効果的な対策や育毛剤を使う際のポイントについてご紹介します。M字ハゲが気になっているという方はぜひ参考にしてください。

 

生え際が後退する【M字ハゲ】は多くの人が悩んでいる

自分ではM字ハゲだと思っていても、実際は生まれつきおでこが広いだけという可能性もあります。逆に「自分は大丈夫」と思い込んでいるだけで、実は薄毛が進行しているという場合もあるでしょう。

M字ハゲとは具体的にどのような状態を指すのか、まずはその特徴やチェック方法についてご紹介します。

 

M字ハゲとは

M字ハゲとは、おでこの生え際が薄くなり、左右に剃り込みが入ったように見える状態のことを指します。文字通りおでこがローマ字の「M」に見えることからこのような呼び方をするのです。

一般的には男性に多く見られる症状であり、主な原因としては「男性型脱毛症(AGA)」が考えられます。

ただし、もともとおでこが広く、生え際の後退や抜け毛のような症状がないのであれば、M字ハゲの可能性は低いでしょう。年齢とともに生え際が上がってきた、抜け毛が増えてきた、などの症状がある場合は、M字ハゲを疑った方が良いかもしれません。

 

M字ハゲに悩む女性も多い

薄毛というと男性に特化した悩みのように思えますが、実は女性でもM字ハゲの症状が出る場合があります。

女性の場合はホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足、過度なダイエットや血行不良など、体調不良や不規則な生活習慣がM字型の薄毛につながっていることが多いです。

女性でM字ハゲの症状がある方は、まず自身の生活習慣が頭皮の健康に悪影響を与えてはいないかを見直すことが必要でしょう。女性向け育毛剤などでケアするのもおすすめです。

M字ハゲになると美容室や外出先でも人の目が気になってしまうため、生活にも深刻な影響を及ぼします。症状に気づいたら、早めの対策をとることが何よりも大切です。

 

あなたは大丈夫?M字ハゲのチェック方法

自分のおでこにM字ハゲの症状が出ているかどうか、以下の項目を参考にチェックしてみましょう。

 

頭皮が硬い

指の腹で自分の頭皮を軽く左右に動かしてみましょう。軽く動かすことができたら、あなたの頭皮は健康な状態であると言えるでしょう。

硬く動きが悪いように感じられたら、それは頭皮の血行が悪くなっていることが予想されます。血行が悪い頭皮は薄毛や抜け毛の原因となります。

つまり、頭皮の硬さが気になる人はM字ハゲになる、またはM字ハゲが進行している可能性があるのです。

 

眉の上から生え際までの距離が指3本より広い

中指・薬指・小指の三本を揃え、小指を眉の上に置いた状態を基準にします。中指と生え際の間にできる隙間の長さをチェックしてみましょう。

ここでできた隙間が広いようなら、生え際の後退を疑った方が良いです。

ただし、額の広さには個人差があり、生まれつき広い人もいるのであくまで目安として考えましょう。

 

抜け毛が多い

寝起きやブラッシングの時、あるいは洗髪時などの抜け毛が増えてきたと感じているなら要注意です。

人間の抜け毛は1日に100本程度と言われています。なので、通常の抜け毛であればそれほど気にしなくても大丈夫でしょう。

しかし、「以前より抜け毛が増え、毛量が減った」、「抜け毛の毛根が弱々しかったり白くなっていたりする」、「短い毛や細い抜け毛が目立つ」などの症状があれば、M字ハゲが進行している可能性が高いです。

 

M字ハゲの主な3つの原因

続いて、M字ハゲを引き起こす主な原因について見ていきましょう。

 

20代でもなる【AGA(男性型脱毛症)】

薄毛というと、中高年の男性の悩みだと思っている方も多いでしょう。しかし、実際は20代でも起こりうる症状と言えます。

男性の薄毛の主な原因として挙げられるのが「AGA(男性型脱毛症)」です。AGAの発生割合は年齢が上がるとともに比例して上昇していきますが、20代であっても日本人男性の10%程度が発症しています

AGAは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくことで産生される「DHT(ジヒドロテストステロン)」が大きく関わっています。

DHTは誰の体にでも存在するホルモンではありますが、ストレスや生活習慣などさまざまな要因が重なることで過剰に分泌され、薄毛を引き起こす原因となってしまう可能性があるのです。

このDHTが毛根に影響を与えると正常なヘアサイクルが乱され、髪の毛が育ち切らないまま抜けてしまいます。そうなると抜け毛や弱々しい毛が増え、結果として頭髪が薄くなっていってしまうのです。

また、AGAには、額の生え際や頭頂部が薄くなるという特徴があります。そのため、AGAはM字ハゲの原因として真っ先に考えるべきものと言えます。

 

栄養が行き渡らない【血行不良】

血行不良も薄毛の原因となる場合があります。

細胞に栄養を届けているのは血液です。髪の毛の成長に必要な栄養も血液によって運ばれます。健康な髪を育てるには、血液からしっかりと栄養を受け取る必要があります。しかし、体内の血流が良くないと髪の毛にまで十分な栄養が届かなくなってしまうのです

運動不足や体のコリなどによって、血行不良は起こりやすくなります。薄毛が気になるという方は、普段から適度な運動を取り入れるなど、血行を良くするような生活を送ることを心掛けましょう。

 

毎日の生活が影響【生活習慣の悪化】

乱れた食生活や寝不足、ストレスなどが薄毛を引き起こすこともあります。

髪の毛に必要な栄養が食事から摂れていないと、髪が栄養不足になり細く弱い毛髪ばかりになってしまいます。また、糖分や脂質の摂りすぎは栄養不足を招くだけでなく、余計な皮脂を増やし頭皮環境を悪化させる可能性があるのです。

髪の毛の健康のためにも、規則正しい生活を心掛けましょう。

 

簡単にできるM字ハゲ対策を紹介

M字ハゲが取り返しの付かないことになる前に何とか改善したいものです。

ここでは、すぐにでも始められるM字ハゲ対策をご紹介します。

 

生活習慣を改める

生活習慣の乱れは、頭皮環境に悪影響を及ぼします。

暴飲暴食や睡眠不足、また喫煙習慣やストレスの蓄積も髪にとっては良くありません。こうした生活習慣は健康な髪の毛の成長を阻害してしまう可能性があるため、心当たりがある場合は改善を心掛けましょう。

夜更かしをやめてしっかりと睡眠をとるバランスの良い食事を心掛けるなど、まずはできることからM字ハゲ改善対策を始めることが大切です。

 

優しくシャンプーをする

M字ハゲの原因になる薄毛を予防するために、頭皮の汚れを気にして必要以上にゴシゴシとシャンプーするのはあまりおすすめできません。

髪の毛のためには、優しく適切な洗髪を行うことが大切です。

 

・ぬるま湯でしっかりと予洗いする

・シャンプー剤は先に手で泡立て、指の腹で頭皮をマッサージしながら洗う

・洗い残しがないよう、丁寧に髪をすすぐ

・シャンプー後は、頭皮に雑菌を繁殖させないためにもドライヤーできちんと乾かす

 

以上のポイントを守って、頭皮を気遣ったシャンプーを心掛けましょう。

また、洗浄力が強すぎるものや、使用中に違和感を感じるシャンプー剤は頭皮の負担となってしまう可能性があります。シャンプーを選ぶ際は肌に優しいもの選ぶことが大切です。

 

マッサージで頭皮の血行を良くする

血行を良くすることでM字ハゲの改善が期待できます。

そこでおすすめなのが頭皮マッサージ。以下でご紹介するマッサージ方法を参考に、頭皮の血行改善を目指しましょう。

 

1.こめかみをマッサージする

親指の付け根を、左右のこめかみに当て、やや引っ張るように円を描いてマッサージします。こうすることで、頭全体の血行が良くなることが期待されます。

2.首筋をマッサージ

手を組んだ状態で頭の後ろに回し、首の付け根を親指で揉み解します。さらに、両手の指全部を使って後頭部をマッサージしても良いでしょう。この時、耳の後ろのくぼみにある「完骨」というツボを押すのもおすすめです。目の疲れや頭皮の血行を改善する効果が期待できます。

3.「百会」のツボを押す

頭の中心線と両耳の延長線が重なるあたりに存在する「百会」のツボを押しましょう。握りこぶしをつくった親指の間接部分を、ツボに対して10秒ほど押し下げます。これを3回程度繰り返しましょう。

「百会」を刺激すると自律神経を整え、血行を促す効果が期待できるため薄毛対策にもおすすめのツボと言えます。

 

髪型はツーブロックがおすすめ

M字ハゲが気になる場合は髪型をツーブロックにするのもおすすめです。

薄い部分を隠そうとして前髪を伸ばす人も多いですが、長めの部分との比較で余計に髪の薄さが目立ってしまいます。

ツーブロックならサイドが短くなるので、かえってM字ハゲが目立たなくなるという効果があります。また、見た目も爽やかで好感度が高くなるためおすすめの髪型です。

 

M字ハゲ対策におすすめの育毛剤の使い方と注意点

育毛剤と一口に言っても、ドラッグストアで買えるもの、通販の商品、無添加を売りにしたものや発毛効果の高さを謳ったものまでさまざまです。

また、ネットやメディアにおいても「おすすめ育毛剤ランキング」や「発毛剤おすすめランキング」にまとめられるなど、多くの薄毛ケア商品に関する情報が存在しています。

しかし、たくさんあって何がいいかわかんない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、M字ハゲに効果的な育毛剤の使い方や一人ひとりの遺伝子に合わせた育毛剤「ペルソナ」を紹介します

 

効果的な育毛剤の使い方

せっかく育毛剤を使うなら、きちんと効果が得られるように正しく使用することが大切です

付けるタイミングは洗髪後、髪が7割程度乾いた頃がベストです。完全に乾いた後よりも頭皮の毛穴が開いているため、より液剤を浸透させることができます。逆に洗髪直後の濡れた状態は、皮膚の雑菌を増殖させる可能性があるため避けた方が賢明です。

使用する育毛剤の液量も大切です。育毛成分の効果を得るためには、決められた量をきちんと使いましょう。

また、育毛剤を付けた後はすぐに触らず、1~2分程度おいてから頭皮マッサージをすることをおすすめします。そうすることで、頭皮にきちんと薬剤の有効成分を浸透させることができます。

 

副作用をしっかり理解する

医薬品ではない育毛剤でも副作用は存在します。

万が一何かあった場合にも迅速に対応できるよう、あらかじめ副作用についてはしっかりと理解しておきましょう。

育毛剤のような皮膚に直接塗布するタイプのものは、副作用として「かぶれ・フケ・かゆみ」などの頭皮トラブルが起こる可能性があります。もしも使用中に気になる症状が現れたら、速やかに皮膚科で治療を受けてください。

 

自分に合った育毛剤をお探しなら【ペルソナ育毛剤】

育毛剤を使ったからといって、すぐにM字ハゲが改善するのは難しいです。

効果を実感するには最低でも半年程度は見ておいた方がよいでしょう。しかし、半年間しっかり使った育毛剤が自分に合っていないものであれば、効果を実感することは難しいです。

薄毛を改善したいなら、育毛剤は一人ひとりに合ったものを選ぶことが大切です。

育毛剤「ペルソナ」は、遺伝子検査のもと、その人の薄毛傾向に合った育毛剤を提供します。遺伝子検査費用を負担しなくてもいいプランもありますので、育毛剤初心者から長年薄毛に悩んでいる方までおすすめできます。

「どんな育毛剤を買っていいかわからない」「今までたくさんの育毛剤を使ったけど効果を実感できない」そんな方はペルソナで育毛対策を始めてみてはいかがでしょうか。

 

M字ハゲは早めの自覚と対策を

M字ハゲは薄毛のサインです。薄々気づいていてもなかなか対策に踏み切れないという方は多いでしょう。

しかし、放っておくことでどんどん薄毛の症状は進行してしまいます。自毛植毛やカツラが必要になってしまう前に、早めの自覚と対策をとることが何よりも大切です

抜け毛や薄毛が気になっているならば、今からでも薄毛対策を行うことをおすすめいたします。生活環境の見直しや育毛剤の使用など、自分でもできる対策は多いです

まずは自分の症状をチェックしてみることからはじめてはいかがでしょうか。