「髪には亜鉛が良い」とよく聞きますが、亜鉛とは一体どのような働きをするのでしょうか。
また、亜鉛が育毛に良いと聞いて、つい摂りすぎてしまう方もいるかもしれませんが問題はないのでしょうか。
今回は薄毛対策・髪活をしている方へ向けて、育毛と亜鉛の関係性を詳しく解説します。
亜鉛を効率よく摂取する方法や、実践したい薄毛対策をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
亜鉛が髪にもたらす効果
亜鉛は髪にどういった効果をもたらすのでしょうか。
髪と亜鉛の関係性を見ていきましょう。
亜鉛とは
亜鉛とはミネラルの一種で、主に「アミノ酸を再合成してケラチンを生成する」「薄毛の原因になる男性ホルモン（DHT）の生成を防ぎ、毛母細胞の分裂を促す」といった効果が期待できます。
しかし、摂取しすぎると鉄分の吸収が妨げられ、貧血を引き起こす可能性があります。過剰摂取に注意しましょう。
亜鉛は髪の3大成分のひとつ
亜鉛は髪の成長に必要な3大成分のひとつです。
クエン酸やビタミンと一緒に摂取することで吸収がよくなるとされているため、あわせて摂りたいところです。
- たんぱく質
ほか、3大成分のひとつがたんぱく質です。たんぱく質は髪の成分の8割を占めていますが、体の中で作り出すことができない必須アミノ酸です。そのため食事やサプリメントで摂取する必要があります。
とくに動物性タンパク質は髪だけではなく、体の健康を維持するために必須の栄養素です。
意識して摂取するようにしましょう。
- ビタミン
ビタミンも3大成分です。ビタミンには頭皮の血行促進や新陳代謝を促す働きがあります。
頭皮が血行不良になると髪の成長に必要な栄養素が届かなくなってしまい、薄毛の原因になります。ビタミン不足にならないように食事に取り入れることを意識しましょう。
亜鉛を効率良く摂取する方法を紹介
亜鉛は髪の毛の成長に必要な栄養素とご紹介しましたが、亜鉛を効率的に摂取できる方法はあるのでしょうか。
まずは亜鉛を多く含む食べ物を紹介します。
薄毛の方は必見！亜鉛を摂取できる主な食べ物
日本人の食事摂取基準（2015年版）によると、亜鉛の1日の摂取推奨量は18～69歳の男性の場合で10mg、同じ年齢幅の女性で8mgです。
以下が亜鉛を多く含むとされる食べ物です。
| ・牡蠣
・レバー ・チーズ ・卵黄 ・鶏モモ ・うなぎ ・納豆 ・そば粉 ・アーモンド ・ホタテ ・落花生 ・干しエビ ・のり |
ちなみに、牡蠣フライ100gで11.9mgの亜鉛が摂れるとされています。
亜鉛は多めに摂取しても、ストレスや睡眠不足、飲酒などが原因で消費されてしまうため不足しがちです。
薄毛対策をしている方は亜鉛を含む効果的食材を意識して摂取するようにしましょう。
亜鉛とノコギリヤシを一緒に摂取すれば相乗効果が期待できる
薄毛の原因について調べたことがある方なら、一度はノコギリヤシという言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。
- ノコギリヤシとは
ノコギリヤシはもともと男性の前立腺肥大の予防や治療に使われていたものです。けれども、薄毛にも効果があるとわかり、最近ではセレン、ビタミンC、ビタミンB群などと共に、育毛サプリにも配合されています。
なぜノコギリヤシが薄毛に効果があるといわれているのかというと、抜け毛の原因となる男性ホルモン（DHT）の生成を抑える働きがあるといわれているためです。
亜鉛にもこのホルモンの生成を抑える働きがあるため、ノコギリヤシと一緒に摂取することで抜け毛対策の相乗効果が期待できます。
亜鉛の過剰摂取は逆効果！副作用の可能性も
薄毛に効果があるといわれているからといって亜鉛を摂取しすぎると、副作用が出る可能性もあるため、注意が必要です。
標準的な摂取量を過度に超えてしまうと頭痛や吐き気、嘔吐などの症状が出る場合があります。
不足しがちといわれる亜鉛ですが、摂りすぎにも注意が必要です。
サプリなら簡単に摂取できる
亜鉛が多く含まれる食べ物について前述しましたが、毎日の食事から摂取するのは難しく、結果的に不足してしまいます。
そこで効率的に亜鉛を摂取するにはサプリメントがおすすめです。飲むだけで摂取できるので無理なく簡単に続けられます。
ただし、飲もうと思えば何粒でも飲めるので、過剰摂取につながりやすい面もあります。
きちんと摂取量を守って利用しましょう。
併用するとさらなる効果？実践したい薄毛対策3選
亜鉛を摂取するだけではなく、あわせて実行することでさらなる効果が期待できる薄毛対策を3つご紹介します。
すぐに始められるものばかりなのでぜひ参考にしてください。
正しい方法でシャンプーをする
実は洗髪をするときにきちんと工程を踏めば、シャンプー剤を使う前に7割ほどの汚れは落ちています。しっかりと汚れを落とすシャンプーの方法は以下の通りです。
| ①シャンプーをする前にしっかりブラッシングをしてホコリなどを落とす
②38度ほどのぬるま湯でしっかり汚れを洗い流す ③シャンプーを泡立てて頭皮を洗う。傷つけないように指の腹でマッサージをする ④シャンプーをきちんとすすぐ |
シャンプーのポイントは「シャンプー前にブラッシングする」「お湯でしっかり洗い流す」です。シャンプーのすすぎ残しなどもないように注意しましょう。
間違えてはいけないのは、シャンプーは髪ではなく、頭皮を洗うためのものということです。
きちんと汚れを落とし、頭皮環境を清潔に整えることを意識しましょう。
育毛シャンプーを使う
育毛シャンプーには髪に優しい成分が多数配合されています。それによって、より頭皮環境を整える効果が期待できます。
育毛シャンプーは発毛効果を狙うものではなく、あくまでも髪を育てやすい頭皮環境を作るために使用するものです。
天然由来の成分を配合している低刺激の商品が多く、髪や頭皮の負担にならないシャンプーは薄毛対策に欠かせません。
育毛剤を使う
育毛剤には頭皮環境を整えて、健康な髪が生えてくるサポートをする役割があります。
薄毛になる原因は人それぞれなので、その人に合った育毛剤を使用するのが理想的です。
亜鉛と併用したい育毛剤【ペルソナ】
亜鉛と併用する育毛剤でおすすめなのがペルソナです。
遺伝子検査を行い、その人に合った育毛剤を選んで提供してくれるというセミオーダーメイド式の育毛剤です。
【遺伝子検査】適した育毛剤を遺伝子レベルで探せる
ペルソナでは遺伝子検査を行い、その人が持つAGAリスクや毛髪リスク、頭皮リスクなどを解析します。そのリスクに対応できる成分が配合された育毛剤を選出してくれるため、遺伝子レベルで自分に合った育毛剤を使用することができるのです。
数多くある育毛剤の中から自分に合った商品を選び出すのは難しいことです。けれども、ペルソナならいろいろな商品を試す必要もないため、効率的に薄毛対策ができるというメリットがあります。
遺伝傾向に適した有用成分を配合
ペルソナにはそれぞれの遺伝傾向に合わせた有用成分が配合されています。
たとえば男性ホルモンによる薄毛の遺伝子傾向がある方には、AGAによる脱毛の原因とされるDHTの働きを抑える効果が期待できる、Pharcolexジオウを配合しています。
他には、毛髪強度が薄毛の原因となる遺伝子傾向を持つ方には、髪の成長サイクルを整えるなどの効果が見込めるリデンシルを配合しています。
頭皮トラブルが薄毛の原因となる遺伝子を持つ方にも、ピディオキシジルをはじめ、多くの頭皮環境を整える有用成分を配合しています。
【サポート体制】プライバシーを保証
ペルソナは商品自体だけではなく、徹底したサポート体制でも支持を得ています。商品は中身がわからないよう無地梱包で配送され、郵送DMなどもないため、プライバシーが保証されています。
育毛剤を購入するのは抵抗があるという方におすすめです。
亜鉛は髪をつくるのに肝心な栄養素
今回は亜鉛と育毛の関係性について解説しました。
より育毛効果を実感するには亜鉛とノコギリヤシを一緒に摂取するのがおすすめです。食事で摂取するのが難しい場合はサプリなどで対応しましょう。
自分にあった育毛剤もあわせて使えば育毛効果アップが期待できます。
亜鉛は髪の成長に欠かせないですが、過剰摂取は危険です。1日の摂取量を守りながら薄毛対策をしましょう。
また普段の食事で肉、魚介類、野菜など、さまざまな食品をバランスよく取り入れることも大切です。
ハゲてきたかも…と思ったら、髪に良いとされる栄養を適度に取り入れながら、偏りのない食生活を送るよう心がけましょう。
